
MUSTANGのORIGINAL WHEEL等、
米国から次々にPartsが続々届いてまス!
メリメリメリメリーーーッ!
俺らが10代の頃は、いろんなアマチュアバンドのコンテストが開催されていて、当時、俺と一緒にやっていたバンドのメンバーからも「横山、応募しようぜ!」なんて言われたもんですが、俺はそういうコンテストが大嫌いでした。勝つ自信がなかったというか、俺の楽曲の質感、例えば、CKB流で言うところの「メリメリ感」や「ソウル電波」などを理解できるセンスのある審査員などいるわけない!って決めつけていたので、絶対に「ィヤだ!」と断固拒絶していたのdeath。
で、もうひとつにはレコードにおける楽曲性の善し悪しだけで音楽を聴いていた俺は、「実演でウケる曲」というものに対してあまり信用を置いていなかったというのもあります。ライヴでは良かったのにレコードで聴くと全然駄目みたいな。だから、コンテストで審査員にウケる為に、奇天烈なカッコしたり、一発の掴みというか、インパクト強いだけの曲を持ってくるバンドが多くて、どんな手を使っても目立ってデビューしたもん勝ち!みたいなミエミエの魂胆が気にいらなかったというか。で、逆にどんなにメロディーや歌詞や演奏が素晴らしくても、印象が地味だったり、サウンドがCOOLだったりするバンドはそれだけで落選させられて、大学のサークルっぽいおふざけバンドみたいのが優勝してたりするのを見て、無性に腹がたったもんですよ。
当時からセンスのいいバンドは同世代にも結構いて、例えば、シュガーベイブやキャラメルママのような鬼凄いセンスのバンドが横浜にも数組いました。あとバンド名は忘れたけどスカガク(横須賀学院)のニュー・ソウルっぽいバンドね。後のジャミロクワイとか、本牧のアフロ・プレジデント(日東色素の素)にも通じるタイプの。でも、そういった音を理解するセンスのある大人はそんなコンテストの場には絶対いません。ステロタイプのロックかフォークの価値観しかない。中には現役プロのミュージシャンもゲスト審査員で招かれたりもしますが、全然、やってるジャンルが違うのに、上から目線で偉そうに自分の経験とか価値観だけで能書き垂れてる時点で、もうその人は現役ではないなと思ってしまいます。だから、絶対、俺は審査員なんかやりたくない!久しぶりに「××すバン×天×」のビデオを見ながらそんなことを思いました。
ちなみに「××すバン×天×」に出てたバンドで好きだったのは、リトルクリーチャーズとフライングキッズとThe Bootsとビギンです。
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