[ Together with A Guest ]
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2009.04.11 O.A
青山フラワーマーケット
代表取締役
井上英明さん
this week Guest
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icon 『花瓶じゃなくてグラスでいいよ』


渋谷:
そもそも井上さんが、青山フラワーマーケットをオープンしたきっかけは?

井上:
大学を卒業してからニューヨークに行って、会計事務所に務めてたんですけど……

渋谷:
え? お花のイメージとは全く違う世界ですね。

井上:
そうなんです。僕は元々、右脳的な人間なのに、左脳的な世界に行ったら「これは違うな」と思って。日本に帰って会社を始めたんですけれども、会社の経営っていうのを考えると、毎日キャッシュが動く部門が必要だろうと。それで最初は打算的にお店を始めたんです。でもあまりにも花を知らなかったので、毎日花を買って帰って、家じゅう花だらけだったんですね。

渋谷:
はい。

井上:
それでお花の勉強をしようかなと思ってパリに行ったら、ホテルの部屋に花が無かったんですよ。

渋谷:
日本では花だらけだったのに(笑)。

井上:
その時初めて「あれ、花ってやっぱりいいもんだな」と、無くしてみて改めてね。

渋谷:
へ〜! なんか恋愛のエピソードを聞いてるような感じですけども(笑)。

井上:
それから「よし、これから“花さかじじい”になろう!」って。

渋谷:
今日スタジオには青山フラワーマーケットの小さなブーケが飾られているんですけども、とっても手に取りやすいですよね。

井上:
そうですね。

渋谷:
“ライフスタイルブーケ”と呼ぶそうですが、これはどんな発想で生まれたんですか?

井上:
お店に来る若い女性が良く「花は欲しいけど、家に花瓶がないんだよね」って声を聞いてたりしたので……。僕らの感覚で言うと、お花っていうのは水が溜まればどこに飾ってもいいんですよ。

渋谷:
確かに! 花瓶がないと花を買ってもどこに飾ればいいかって、大げさに考えてしまうんですよね。
井上:だから368円という小さなブーケ、これはグラスブーケって言うんですけど、花瓶じゃなくてグラスでいいよって。グラスはみんな持ってるじゃないですか。

渋谷:
えぇ。

井上:
女性は料理をされるので台所に立つ時間が長いのであれば、キッチンにもお花があった方がいいんじゃない?で、キッチンブーケとか、食事する時もちょこっと花があったらいいじゃないですか。それでダイニングブーケっていう、シチュエーションに合わせた名前のブーケを作ることで、皆さんにより花を身近に感じていただければいいかな、と思って名付けたんですけどね。

 

icon 『1本の花でいいからプレゼントしてあげる』



渋谷:
男性が女性にプレゼントする時、どんなことを意識したらいいと思いますか?

井上:
僕はね、お誕生日とかは花をあげて当たり前だと思うんですけど、普段、女性の方が「誰かお花をくれる人がいないかしら?」って言ってるのを良く聞くんです。

渋谷:
青山フラワーマーケットの前で花を見ながら「誰か私にプレゼントしてくれないかな?」って?(笑)。

井上:
そういうのを聞いていると女性って、お花をプレゼントして欲しいんだなって感じるんですよね。だから例えば「ランチでも一緒に行こうか」ってなった時に、もし時間があればランチの後に花屋の前を通ったら「今日は好きなお花を一輪オウレゼントしてあげるから1本買えば?」って。実際そういう上司の方もいらっしゃるんですよ。

渋谷:
へー!

井上:
そうすると女性はすっごい喜んで、楽しそうに選んでいらっしゃるのを見ると、普段からね、1本の花でいいからプレゼントしてあげる。 1000円のランチをごちそうしてあげても、1週間や10日経ったら、女性もあまり覚えていないかもしれないですけど、一輪の花をね、普段、さりげなくあげられたら、多分、その女性は10年、20年経っても“あの時ご飯をごちそうになったあと、お花を買ってもらったな”って覚えていらっしゃるんじゃないかな?

渋谷:
なんてセンスのいい人なんだろう!って思いますね。じゃ、女性が男性にお花をプレゼントするとしたら、どうしたらいいですか?

井上:
花を贈る時のポイントは“なんでもいいから”じゃなくて、気持ちをどれだけ込めるかだと思うんですよ。例えばその方のファッションを考えた時に、こういう系統の色が好きだなとか、性格でも分かれるんですよ。繊細な人は繊細なお花、反対に、ガツーンとした大輪系のお花とか、その方の性格、ファッションを考慮したものをあげると、相手にもピリピリっと伝わるんじゃないかなと思います。

渋谷:
分かりました。じゃこれからはその辺も良く考えて(笑)。

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