
『生まれも育ちも横浜です!』
渋谷:
はなさんは、横浜出身なんですね!
はな:
そうなんです。生まれも育ちも横浜です! 6歳までは中華街のど真ん中に住んでたんですけど、それから元町に引っ越して20数年間はずっと同じ場所で……(笑)。
渋谷:
港の近くで暮らしていたんですね。
はな:
潮風を感じる場所で暮らしていました。
渋谷:
小さい頃の思い出のエリアはやっぱり中華街?
はな:
遊び場が中華街でしたね。今は変わってしまったんですけど、当時は入り組んだ路地がたくさんあって、人様のお店の中を通り抜けて別の道に出るみたいな……。もう迷路みたいでしたね(笑)。
渋谷:
あはは(笑)。子どもにとってはその迷路感覚がすごく楽しいんでしょうね。
はな:
中華街に親戚がすごく多かったので、週末になるとみんな祖母の家に集まるんですよ。10人以上いたので、もう、みんなでかくれんぼ! とにかく楽しかったですね。
渋谷:
かくれんぼには適してますよね(笑)。
はな:
あと、日曜日になると中華街に紙芝居が出てたんですよ。
渋谷:
紙芝居!?
はな:
これ結構知らない方が多いんですけども、「小公園」という小さな公園があって、そちらにね、紙芝居のおじさんが来て、終わった後に10円で、ミルクせんべい……あの、ソースせんべいとか分かるかな?あれでウサギさんとかクマさんの形を作ってくれて。それをみんなで食べるのが楽しみだったんですよね。
渋谷:
そういう紙芝居のおじさんがいた街って、とても魅力的ですね。
はな:
そう! 中国の文化と日本の文化が上手く入り交じっていて、そういうところが横浜の街の魅力でもあったりして……。
渋谷:
確かにね、港町ですもんね。……さて、今日は、はなさんに“ふたり”にふさわしい曲を選曲していただきたいんですが……。
はな:
この番組にぴったりかも! と思って選曲させていただいたんですけれども、中塚武さんの「Love For Two」という曲。ふたりのためのOne Love。ひとつの愛でふたりがひとつになる、みたいな気持ちを感じるんですよね。今の季節、お散歩しながら聴くのにもぴったりだなぁと思って。
『一方通行な思いなんですけど……』
渋谷:
はなさんの趣味のひとつが、仏像鑑賞! これまた珍しい趣味かな、なんて思ってしまったんですけど……。
はな:
ははは(笑)。最近結構、若い方達にも興味を持っていただいていて、「実は私も仏像が好きなんですよ〜」なんて、女性の方に良く声をかけてもらったり、カミングアウトされている方が増えてきているんですよ(笑)。
渋谷:
仏像が好きになったきっかけは何だったんですか?
はな:
大学時代に美術史を先攻していて、その流れで仏教美術を勉強していたので、もう毎日が仏像でしたね。
渋谷:
毎日が仏像って……(笑)。
はな:
モデルのお仕事中も、勉強のために仏像のコピーとかを持って行ってました。周りのスタッフはみんな不思議な顔をしてましたねぇ。
渋谷:
今、上野で開催中の「国宝 阿修羅展」では、阿修羅ファンクラブの会長秘書を務めていらっしゃるそうで。この阿修羅さんの魅力って?(笑)。
はな:
私が一番感動したところは細〜い足! 2本の細い足で立ってらっしゃるんですよ。そのたたずまいに心を打たれましたね。
渋谷:
へ〜。
はな:
阿修羅さまって戦いの神様なんですよ。良く“修羅場”とか言うじゃないですか。だから険しい、怒りをあらわにしているような阿修羅さまが多いんですけど、今回、奈良の興福寺からいらっしゃった阿修羅さまは、初々しさというか、悩める感じ? 少年っぽさが残っていまして。
渋谷:
うんうんうん。
はな:
興福寺にいる時はガラスケースにおさめられているので、会いに行くといつもガラス越しなんですよ。だから常にこれ以上距離が縮まらない、一方通行な思いなんですけど……分かります?
渋谷:
なんか恋愛の話を聞いてるみた〜い(笑)。
はな:
そう(笑)妄想ですよね。あとは、人間に近い表情をされていますよね。
渋谷:
あ、でも本当に、こういう顔をした美少年、いますよね。
はな:
いますよね! 阿修羅さまは、三面六臂(さんめんろっぴ)と言って、3つのお顔と6本の腕を持っているんですが、今回はガラスケースがないので両脇のお顔も見られる! 360度から阿修羅さまを見られる!
渋谷:
もしくは、360度から見てもらえるっていう(笑)。
はな:
そうですね! 目線が合ってしまうっていう。ドキドキわくわくですね(笑)。
渋谷:
会長秘書のはなさんから皆さんにメッセージをお願いします!
はな:
是非、気兼ねない大好きな人と見に行って、どっぷりと阿修羅さまの魅力につかって欲しいですね。