
『蝶々さんが「自立していて仕事を持つ女性ほど、女らしくしても何の損もないんですよ」と、おっしゃったんです』
渋谷:
私たちの番組では「ゲストとどなたか」とのエピソードを伺っているんですが、いろんな出会いの中で特に影響をうけた人はいらっしゃいますか?
白河:
女性のインタビューはたくさんしていますので、一般の方もいれば識者の方もいらっしゃるんですが、「モテる本」のジャンルでは教祖的存在の蝶々さんはご存じですか?
渋谷:
お綺麗な方ですよね。
白河:
彼女に3年程前、初めてインタビューさせていただいたんですよ。そのときのテーマは「キャリア女性がどうすれば小悪魔になれるか?」みたいな内容だったんです。
渋谷:
興味深い(笑)
白河:
その時ポロリと蝶々さんが「自立していて仕事を持つ女性ほど、女らしくしても何の損もないんですよ」と、おっしゃったんです。仕事出来る女性って「バカにされちゃいけない」といった思いこみがあるじゃないですか。
渋谷:
女を捨てなきゃいけないような気がしますね。
白河:
逆にそういう人ほど女らしくして、自分の女性性を生かしていくことが悪いことではないと、蝶々さんに言われて、目から鱗が落ちたんです。
渋谷:
でも白河さんご自身はフェミニンな方ですよね。
白河:
あ!!でも、結婚活動中はもちろんフェミニンな格好をしていたんですけど、結婚をして海外に行っったりした経験を経て、気づけばずっとパンツルックで。取材もフェミニンな格好をしているとなめられちゃうんじゃないかと思い、わざとカッチリした格好をしていたんですけど、その時を境に変わりました!
渋谷:
そうなんですかぁ。
白河:
2度目のインタビューの時に、スカートを履いて全然違う雰囲気の格好をして行ったので、蝶々さんが「別人かと思った!」って(笑)
渋谷:
その言葉でスイッチが切り替わったんですね。
白河:
そうですね、あと別にそういうことって「諦めなくていい」と言うと可笑しいかもしれませんが、「年齢がいったからと言って、そういうことを諦めなくていいんだ」ということを認識したのも、目から鱗が落ちた瞬間でしたね。
『今は、男女ともに受身ですので、出ていかなければならないんですね』
渋谷:
「結婚したいけどできない」「結婚する気がない」などの理由で、未婚の人が増えているというお話でしたが、どういう理由が多いんですか?
白河:
男女ともに未婚の方の9割ぐらいは「いずれは結婚したい」んですね。女性の場合「彼氏がいて彼氏がなかなか結婚してくれない」という方が3、4割。あとの人は「つきあっている人がいない、出会いがない」。
渋谷:
ふむふむ。
白河:
そして男性の場合は「彼女がいても先延ばしにしている人」と「女性にご縁のない方」。こういう方に「この一年間で女性と食事したことはありますか?」と聞くと「一度もないです」というお答えも多いです。
渋谷:
そういった男女は、どうやって出会えばいいんでしょうか?
白河:
今は、男女ともに受身ですので、出ていかなければならないんですね。
渋谷:
待っていてはいけない!
白河:
そうです。以前は男性が出てきてくれるのを女性は期待していたんですが、今は男性も受身ですから。特に忙しさにかまけて30代の男性は家と会社の往復だけになっている人も多いので、やはり女性から出て行って発見していかないと(笑)
渋谷:
なるほど!女性が積極的にならないといけないんですね。
白河:
そして家と会社だけでなく、社会人サークルでもいいですし、スポーツチームに入ったり、NPO活動をしたり、学校に通う人もいらっしゃいますよね。なるべく異性の多い場所に行くことです。
渋谷:
昔は職場で出会うことが多かったと思うんですけどねぇ。
白河:
就職氷河期の影響で妙齢の男女が同じ職場にバンバン入ることがなくなっちゃったんですよ。
渋谷:
あぁ。
白河:
あとは一番大きいのは経済的な問題で、就職氷河期を経験した世代が、今の30代の結婚したい世代なんですけど、男女ともに経済的に安定した基盤がないことで、男性は結婚をためらうし、女性は経済的に安定した相手を探しているとなかなか見つからないということになるんです。