
『今やっと歌うのが楽しくなってきて』
渋谷:
最近は音楽活動にも力を入れていらしゃいますが、バンド、ジビエ・ド・マリのボーカルも務められていますよね、これはどんなバンドなんですか?
夏木:
3年目に入ると思いますが、ある日、今やパートナーとなった斎藤ノブと一緒に飲んでたときに「バンドのボーカルとしてフロントで歌いたいというのが夢だった」という話になったんです。私は仕事し出したのが歌謡曲だったので毎回バックが違ったんですね。それである日絶叫したんですよ、「バンドやりたいな!人生最後に!」って(笑)
渋谷:
ふふふ。
夏木:
そうしたらノブさんが、彼は行動が早いんですが、「今ジャニス・ジョップリンが東京にいたら」というコンセプトで遊ぼうということになって。
渋谷:
おもしろい!
夏木:
ジャニスはもともと私の憧れの人だったの。
渋谷:
そうなんですか。カッコいい人ですもんね。
夏木:
そうなの、それでメンバーを集めてくれてレコード会社に持っていったら、CDを出す状況になって。もう新人からやるって感じ(笑)今も新人ですが、3年目になりますね。
渋谷:
新人では到底出せないオーラがありますが(笑)・・・この番組はゲストとどなたかとの間にある思い出深いエピソードを聞いているんですが、夏木さんは誰を思い浮かべますか?
夏木:
やはりジャニス・ジョップリンですよね!
渋谷:
やっぱりそうですか。
夏木:
うん、私たちが学生の頃で、それを聴いたときに強烈なインパクトがあったんです。でもあの頃は「聴く音楽」だと思っていたんです。でまぁ30年かかってジャニスに辿り着いたというか、またジャニスに戻ったというか。「今ジャニスの歌を借りて本物のシンガーになろうとしている夏木です」、みたいな、そんな感じです(笑)
渋谷:
あはは!フレッシュですね。
夏木:
今やっと歌うのが楽しくなってきて。
渋谷:
え!?
夏木:
遅いのよね(笑)
『仕事以外の夢をふたりで持つ』
渋谷:
斎藤ノブさんは夏木さんの人生のパートナーですが、夏木さんはパートナーを見つけることができたんですね。
夏木:
誰でもいると思うの。でもねパートナーとの間に共通言語があるっていうのは楽です。
渋谷:
カップルになってからもけんかしたりいろいろあると思うんですが、仲良くやっていくためのアドバイスをいただけますか?
夏木:
私たちはただ愛し合っているだけだと罪悪感も感じるお年頃なの(笑)
渋谷:
あはは!
夏木:
それで仕事以外の目標を持とうと思って音楽の旅を始めたのね。
渋谷:
旅?
夏木:
そうなの、まだ答えは出ないもののゆくゆくは支援活動につながっていくと思うんだけど、彼の楽器と私の声で途上国の子供たちにパフォーマンスをしに行くんですよ。先日はバングラディシュとエチオピアに行ってきたんですけど。
渋谷:
素晴らしい。。。
夏木:
そういう仕事以外の夢をふたりで持つ。そうするとコミュニケーションするようになるし、現地活動を通していろんな宿題が出てきますしね。私たちがパフォーマンスしているだけでいいのかとか、お金が発生してきたらどうやってファンにフォードバックしようかとか。だから話すんですよ。話すことは長くつきあっていくと無くなっていくことだから。
渋谷:
じゃぁふたりの目標を設定するのがいいんでしょうかね?
夏木:
そうね、目標は何でもいいと思うんです、子育てとかね。ふたりでいつもと違う共通言語が持てたら、はりきれるというか、仕切りなおせると思う。