
『ビキニでスーパー行ってる人とかもいますから(笑)』
渋谷:
今回スウェーデンのガイドブックを作って10月30日に出版するそうですね。
LiLiCo:
やっとです!10年ぐらい待ちましたからね〜。ワープロの時代からちょっとずつ書いてましたし手書きのものとかもあって。
渋谷:
書き溜めていたんですね。
LiLiCo:
あの頃全然日本語が上手じゃなかったから、もちろん書き直しましたけど(笑)
友達をスウェーデンに連れていって皆のリアクションを元に書いているところもあるんです。スウェーデンのガイドブックって結構あるんですけど、それって日本人が書いているんですよね。今回はスウェーデン人が書いていますから!それにプラスして日本人の意見も取り入れてますので、それが全然違うんです。
渋谷:
日本人の視点をプラスすることも忘れない。
LiLiCo:
日本人が行くとびっくりすることがあると思うんです。スウェーデンの夏って本当に短いので、太陽が出ているとみんなすぐに裸になって、日焼けしているんです(笑)街のど真ん中で日焼けしてるって、日本人からみるとすっごいびっくりすると思うんですけど、「あれが普通だよ」ってことも言わないと、ジロジロ見ちゃうでしょ(笑)なので「ジロジロ見ないでください」って注意書きもガイド本に書いてあります(笑)
渋谷:
「普通なんだよ」って言ってくれる人が一緒にいてくれるようなものですね(笑)
LiLiCo:
そうです。ビキニでスーパー行ってる人とかもいますから(笑)
渋谷:
あはは!ジロジロ見ちゃいますね。
LiLiCo:
でしょ、それを見て「えっ!!!」とか言わないように。「あ・・・、いるわ」みたいな感じでね(笑)
渋谷:
「やってるやってる」と。スムーズにスウェーデンに馴染めるサポートもしてくれるガイドブック。
LiLiCo:
あと、どこのガイドブックにも載ってない隠れスポットとかも、地図つきで紹介しています!
『「この子は絶対に売れるから」っていろんな所に売り込みに行って』
渋谷:
この番組は「ゲストと誰かとの間にある深い思い出」を語っていただいているんですけど。
LiLiCo:
私は20年ぐらい前に日本に来て、最初に付いたマネージャーさん「たかださん」って方なんですけど。彼から学んだことは多かったですね〜。
渋谷:
タレントとマネージャーの関係だ。
LiLiCo:
ある意味学びすぎちゃってトラウマになっているところはあるんですけどね、それは悪いことじゃないんです。彼は赤いものを見ていても、「俺が青と言えば青なんだよ」って言うような古いタイプの人だったんです。だからこそ「日本でやるんなら日本人以上に日本人らしくやらなきゃダメなんだ」とか、そういったことを学びました。
渋谷:
うんうん。
LiLiCo:
あまりにもその時が厳しすぎたので、今なんでも簡単に感じるんです。「背が高いんだから、座っている人以上に頭を下げなきゃいけない」とか「貴方は派手だから、ちょっと喜んだだけでもすごく喜んでいるように見えますし、ちょっとカチンときただけですごく怒っているように見えますし、10人いて皆が怒っててもLiLiCoしか印象に残ってない」っていうようなことを言われて気をつけたりして。それで「これは、この人が傷つくからいけないんだ」とか考えすぎちゃうようなトラウマになってたりもするんですけど、でも本当に良い経験だったんです。
渋谷:
生活する中の大事な感覚ですよね。
LiLiCo:
そうなんです、なんにもないスウェーデンから来た女の子と8年も一緒にいて、「この子は絶対に売れるから」っていろんな所に売り込みに行って。私もTV番組の最後に流れるエンドロールでプロデューサーさんの名前をメモして、二人でその人のところに売り込みにいったりしてね。もちろん全部断られましたけど、あの8年間は大事な期間でしたね。
渋谷:
その頃の土台があって今があるんですね!
LiLiCo:
とはいえ、あの頃は歌手として売るために活動していたんで、今の仕事と何一つかぶっていないんですけど(笑) でも大事なことを教えてもらいましたね。