
『パッと雨が降って、虹がかかったんです』
渋谷: 私たち番組の今月のテーマが「DREAM」なんですが、高砂さんは夢に導かれて「虹」を見つけたことがあるそうですね?
高砂: そうなんです、前に夜の虹の本を出したとき、なかなか夜の虹に出会えなくて。もう明日しかない!というとき、朝方、夢である場所に夜の虹がかかった夢を見たんですね。ハワイのワイピオ渓谷ってところなんですけど。ダメもとで行ってみようと、その晩に行ったんです。そしたら、パッと雨が降って、虹がかかったんです。
渋谷: わ!!
高砂: そんなこともあったりね(笑)あとね、マウイの友達の所に泊まってたら、その友達が「高砂さん、白い虹ってあるの?」って聞くんです。「珍しいけどあるよ」って言ったら「夢で見たんだ」って。その日たまたま、ハレヤカラって山に登ることになってたんでハレヤカラに登ったら、そこに白い虹がドカンと出てたってこともありましたね。「これだよ〜これこれ!」って(笑)
渋谷: わ〜!!不思議ですね〜。なんでそういうことって起こるんだと思います?
高砂: なんでですかねぇ、よくわからないですけど・・・虹っていろんな国でこの世とあっちの世界の架け橋のようなものだって言われているんですけど、夢の世界って、あっちの世界って感じじゃないですか。
渋谷: うんうん。
高砂:虹っていうのは、そっちに属するもので、ちょっとしたトリックで人の目に見えるようになっているのかなぁ〜なんて。
渋谷: 神秘的な存在ですね〜。
『虹を見るとたまらない気持ちになって、追っかけちゃったんでしょうね』
渋谷: 高砂さんが作った新しい写真がここにあるんですが・・・、なんて夢のような写真集なんでしょう〜(笑)
高砂: 幸せが詰まっている感じですよね(笑) 渋谷: タイトルの「虹の星」って、やっぱり地球のことですか?
高砂: そうです、水のない星に虹は出れないですからね。地球にしか虹ってないんじゃないかな?なんて思って。
渋谷: どんなロケーションで撮影されているんですか?
高砂: 一番多いのはハワイですけど、あとはニュージーランドとか、ブラジル、アルゼンチン、ミクロネシアのいろんな国とか、世界中で撮影しています。
渋谷: 自然現象って予約を入れて撮影できないじゃないですか(笑)
高砂: あはは!
渋谷: だから期待するもんじゃないかもしれないですけど、期待はずれってこともあるんじゃないかと思いますけど、意外なこともありますよね?
高砂: やっぱりハズされることが多いんです、イルカを撮りに行って、イルカがいないとかね(笑)去年なんて、バハマに撮りにいったのに、船が壊れてて、船長が「今日はいかない」って言い出すし(笑)
渋谷: あはは、それって自然現象とまったく関係ない!
高砂: 南の島ってそういうことがあるんです(笑)。そういうのもあって、天気の状態もあって、イルカがいて、さらにイルカが遊ぶ気まんまんでいてくれて初めて撮れるんですね。だから撮れないことのほうが多いんですけど、時に、期待もしてなかったようなことがドンと起こるんですね。それも自然のいい所で、プレゼントをもらったような気持ちになって、やっててよかったなぁと思うんです。
渋谷: 自然相手だとビッグ・サプライズがあるんですね。この写真集にも、そういう壮大さも写っているし・・・、見ているだけで幸せな気持ちになります。
高砂: 「レインボー」って本に書いてあったんですけど、ニューヨークのテロの後に、ニューヨークの人に向けて、日本の子供達が1500点ぐらい絵を贈ったんですって。その半分ぐらいには虹が描いてあったんですって。
渋谷: 希望のイメージなんですね。
高砂: 人をそういう気持ちにさせてくれるものだってことがわかっているんでしょうね。だから僕も、同じような気持ちで、虹を見るとたまらない気持ちになって、追っかけちゃったんでしょうね。