
「これはダメだ!島根に移住だ!」と、唐突に移住したんです(笑)
渋谷: 「鷹の爪」の新作もおもしろかったです〜!こういうユーモアのセンスはどうやって培われたんですか?
FROGMAN: ちっちゃい頃からおもしろいことを言って笑わせるのが好きだったんですが、とにかく会話は好きでしたね、おしゃべりでした。ぼく兄貴が6人いて・・・
渋谷: ロクニンですかっ!!
FROGMAN: ええ(笑)その末っ子なんですよ。だからいつも誰かとしゃべってたり。学校でもしゃべってるし。
渋谷: おしゃべりな家庭で育って(笑)いつフラッシュアニメと出会ったんですか?
FROGMAN: 実は高校時代に学園祭のときに映画を作って、それがウケたもんですから「ひょっとしてオレ映画監督に向いてるんじゃないかな?」って思っちゃったんです。それで映画の業界に入っちゃったんですね。それで映画監督を目指していたんですけど、そこで映画監督になれなかったものですから、「これはダメだ!島根に移住だ!」と、唐突に移住したんです(笑)
渋谷: あはは、唐突すぎます。
FROGMAN: 島根県で映像を作って、インターネットで配信したらおもしろいだろうなぁと思ってて、やり始めて人もお金も集まらないので、低予算でできるものを、ということで、アニメでフラッシュを使ってやってみたらどうかな、と始めてみたんですね。
これは「絵付きの落語」だと思っているんです。
渋谷: FROGMANさんの作品はポンポン会話が出てきますよね!FROGMANさんは頭の回転がすごく速いんだなと思って。映画って結構「絵で埋めたり」「表情で埋めたり」するわけじゃないですか。それが全くないのに、観てる人の集中を持続させられるってすごい。
FROGMAN: それは意識してますね、とにかく会話でいかに引っ張っていけるか?これは「絵付きの落語」だと思っているんです。
渋谷: そうですね!とにかくテンポがいいし、映像ももちろん非常におもしろいと思うんですけど、聴いているだけでも十分楽しめるところがあります。で今回は映画版第2弾が公開されますよね。「秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE II 〜私を愛した黒烏龍茶〜」!!なんですかこのタイトル!!
FROGMAN: 「なにがなにやら」ですよね(笑)一言でいうと、「金融サイバーパンクふるさとムービー」という。
渋谷: なにそれ、もっとわかんない(笑)!!!
FROGMAN: あはは。「金融」と「サイバーパンク」と「ふるさと」がテーマなんです(笑)
渋谷: ぜんぜんつながんないんですけど(笑)
FROGMAN: 映画のポスターを近くで見ていただければわかると思うんですけど、ポスターからも、まったくストーリーは見えてこない、っていう(笑)「いったい何の映画ですか?」って聞かれるんですけど、僕らの中では「クローバー・フィールド戦略」と名付けていて、内容が全くわからないようにしていこう、と。
渋谷: あ〜・・・、戦略だったんだ(笑)!!