2012年
新年、明けましておめでとうございます。
学生時代、私は劇団「第三舞台」に夢中でした。
友人と有志で劇団をつくり、第三舞台の戯曲を公演したり、
1つのお芝居を朝から並んで何度も見たり。
社会に出てからも、そこへの依存はとても大きく、
その頃に抱えていた言葉に出来ない、いろんな想いに対して
第三舞台は、ちょっとだけ前を歩いて見せてくれていました。
その第三舞台が去年末、10年という封印期間を解いて新作の発表となりました。
同時に、これは第三舞台の解散公演ともなりました。
この10年間、もちろん私にもいろいろな出来事が起こり、
まわりの環境も大きく変化しました。
この10年という時間も確実に私の中に刻まれ、
それはもちろん劇場にいる人も、役者さんも。
10年ぶりに訪れた、紀伊国屋ホール。
10年という歳月は、それでもあっという間に当時の私へと引き戻してくれました。
当時かかえていたたくさんの想い。
きっとその頃の自分と大きな違いはないのだろうけれど、
改めて、私の心を動かした第三舞台の存在の大きさに気付かされました。
去年末、以前務めていた会社の同期の忘年会に参加しました。
みんなそれぞれのポジションで仕事を続け、
責任ある立場になっていたり、親になっていたり。
それぞれの時間が、しっかりと経過していて、
でも、ふざけながら話すみんなの顔は、
入社して八ヶ岳の施設で一緒に過ごした新人研修の頃の私達とちっとも変わっていない。
それぞれの時間の経過と、そして時を重ねることの素晴らしさ。
私の中に確実に蓄積された、いろんな人との記憶。
2012年、しっかりと前を向いて笑顔で頑張ります。
今年もどうぞ宜しくお願い致します。