
全ての要素が必要とされていて、そのため「究極=アルティメット」という名前がついているんです
渋谷:最初にフライングディスクの魅力にとりつかれたのはいつ頃だったんですか?
石井:大学ですね。そのときはフライングディスクをやろうとは決めていなくて、大学のサークル巡りをしていまして、いろいろなサークルをまわっていたんですけど、そのなかでフライングディスクのサークルに出会いまして。一度体験入部でやらせてもらったんですね。そしたら、この独特の浮遊感が・・・(笑)。
渋谷:たまらなかった(笑)。
石井:それまでもフライングディスクを遊びで投げたことはあったんですけど、競技としてやってみると全然違うんですよね。当然先輩はうまく投げれるわけです。自分はうまく投げれない。しかしたまーに、うまく投げてうまく取れると非常に気持ち良いんですね。一回の体験入部でその感覚にハマってしまって「これだ!」と。
渋谷:私は先程フライングディスクの試合を見せていただいたんですけど、かなりハードでアクティブなスポーツですよね。
石井:フライングディスクの競技の中でも、自分が主にやっているアルティメットという種目はテクニック、スピード、持久力、 全ての要素が必要とされていて、そのため「究極=アルティメット」という名前がついているんです 。
渋谷:そうなんだ〜。それに飛んでキャッチして、そのまま地面に激しく倒れますよね!
石井:ダイビングキャッチをしてそのまま地面に落ちるとかは、ザラです。それに空中にあるディスクを取り合うと、タックルではなく、必然的にぶつかってしまうんですね。
渋谷:ものすごく激しいんだなぁと思ったんです。
石井:そうです、激しいです!
ディスクがフワフワ空中に浮いているのを見ると本当に幸せな気持ちになるんです
渋谷:フライングディスクの 11種目めとしてドッチビーが注目されていますが、これはどういったものなんですか?
石井:まずドッチビーというディクスができたんですね。通常のフライングディスクは、(バンバンとディスクを手でたたきながら)こういう音がする固い素材なんです。しかしドッチビーは柔らかい素材で出来ていて、中にスポンジが入っていて、ウレタンで出来ているんです。だからそれに当たっても全然痛くないし、折り曲げられるので、そういった意味で子供から大人まで幅広く楽しめるスポーツなんです。
渋谷:なるほど。
石井:体育の授業にも取り入れられていますし、特に小学生の間では、かなり浸透しています。
渋谷:ドッチビーを教えに行ったりするんですか?
石井:よく行きます。小学校や地域のイベントに出向いていったり。
渋谷:子供たちの反応は?
石井:子供たちの間ではかなり浸透しているんで「知っているよー!」と言われたり、「こう投げるんでしょ!」なんて言われたり(笑)。子供たちは無邪気でとても楽しいです。
渋谷:あはは!
石井:だから「もっとこういう投げ方があるんだよ」とかを教えたりするんです。
渋谷:今後挑戦してみたいことはありますか?
石井:フライングディスク片手に、世界を旅してみたいです。今でも世界大会などでフィンランドに行ったりウクライナに行ったりと、いろんな地域に行っているんですけどね。世界中にフライングディスクは広まっているので、南米でもヨーロッパでも大会はあるし。
渋谷:世界共通で楽しまれているんですね。
石井:僕は、 ディスクがフワフワ空中に浮いているのを見ると本当に幸せな気持ちになるんです 。技術があろうがなかろうが、これを投げ合っていると気持ちがいいね、というところから心が通じ合って、世界中で友達ができたらいいな、なんて思っているんです。