[ Together with A Guest ]
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2006.06.03 O.A
フラワーデザイナー
森田佳代子さん

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デザイナーとしての差別化をはかるには、なかなか難しい時代にはなってきていますね
渋谷:桂由美さんとも一緒に仕事をしていらっしゃるんですね!
森田:ご一緒に海外のショーに出かけて、中国の大連とか北京とか、
あとフィリピンにも一度行かせていただいて。
桂先生は、特にアジアに文化を広めようという活動を積極的にされているので、
そういう意味で共感を得まして、何かお手伝いできればな、と思いました。
開催地の方はすごく熱心に先生のショーに来られていて、
特に大連はすごかったですね。
渋谷:大連は文化のあるきれいな町ですよね〜。
森田:ええ本当に!
渋谷:森田さんはこの20年間、フラワー界のムーブメントの最先端であり、
フラワー界を見届けてこられたと思いますが、
最近のフラワー界は森田さんの目にはどのように映りますか?
森田:最近はフラワーデザインのたくさんの先生もいらっしゃって、
私が始めた頃に比べて、いろんな意味ですごく進歩をしていると思います。
いち早く海外の流行を取り入れたりとか、そういうことはすごくやられていて、
どこに行っても、特に東京なんかは、素敵なお花が溢れていると思います。
だから差別化をはかるのが難しくなってきていると思います。
だけど私からすると、20年前からやってきたことが
受け入れられるようになったというか…。
渋谷:もう定着していますよね。
森田:それはすごくありがたいことです。
ただデザイナーとしての差別化をはかるには、
なかなか難しい時代にはなってきていますね。
最低限のことを聞きつつ、読み取る力というのが必要になります
渋谷:結婚式とお花って、どんな関係だと思いますか?
森田:やはり西洋からの言い伝えだと、花婿さんが庭に咲いている花を摘んで、
それを花束にして花嫁さんにプレゼントするんですね。
渋谷:ロマンティックですね〜!
森田:そうなんですよ(笑)。
そしてそこから一輪もしくは葉っぱ一枚を摘んで
花婿さんのポッケに差し上げるというのが<ブートニア>なんです。
渋谷:あ〜たしかにささってますね!
森田:ですから、そういった、花は結婚式には無くてはならないものですよね。
そしてもちろん花嫁さんとドレスを引き立てる役割だと思います。
渋谷:特にウェディングのフラワーアレンジメントをするときに、
どんなことに気を遣っていらっしゃるんですか?
森田:「花嫁さんらしい」もしくは「二人らしい」お花を作るということですね。
渋谷:それはどうやって作るんですか?
森田:打ち合わせがすごく大事なんですよ!
私がスタッフなどによく言っているのは、打ち合わせをするなかで、
着ている洋服とか、花婿さん同席だったら、
どんな雰囲気の二人の会話をしているのかとか、
そういったことからキャラクターを盗みなさいって言っているんです。
渋谷:それがどのようにして花として表現されるんですか?
森田:それが難しいんですけど、簡単に言うと可愛らしいものが好きなのか、
大人っぽいものが好きなのか?流行をすごく取り入れている方なのかとか。
もちろんヒアリングはたくさんしますが、
あんまり「何が好きですか?」と聞いてもよくないので、
最低限のことを聞きつつ、読み取る力というのが必要になります。
渋谷:デザイナーとしての才能とはまた別ですよね。
森田:そうですね、コミュニケーション能力とか…
渋谷:相手の心を解き放すとか!
森田:そうです!
渋谷さんのお仕事もそうだと思うんですけど、仕事ってそういうものですよね。
渋谷:でも森田さんはそれだけの経験も持っていらっしゃいますよね。
森田:長年やってきて今やっとわかってきましたね。
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